【 里親詐欺 】
本来はお互いの善意と善意の繋がりで成り立つのが「里親探し」です。
しかし近年、片方の善意を利用し、いかにも「大事な家族として迎えたい」と言いながら、
言葉巧みに里子として迎い入れ、実はその裏で譲ってもらった直後に業者に売り渡したり、
虐待の目的で譲渡を希望すると言った、所謂「里親詐欺」と呼ばれるケースが増加しています。
里親詐欺を完全に防止する効果的な方法というのは残念ながらありません。
渡す方としては里親希望者が現れれば、すぐにでも渡したい気持ちになりますが、
ここはグッと我慢して、相手の人柄と共に住環境などもよく確認し、安心できる相手なのか
見極める事が大事になってきます。
とはいえ相手が完全に騙そうと思って装っている場合は、見抜くのは困難だと思います。
そうでなくても長い付き合いならともかく、短期間で人となりを判断するのはそうそう出来るものではありません。
難しいからこそ、逆に少しでもリスクを減らす為に自衛策を取る必要があります。
【 募集時〜お渡しまでの自衛策 】
◆里親希望者の身元確認は必ず行ってから渡して下さい。
◆事前に里親希望者さんのお宅を見せて頂いて下さい。
◆連絡先が携帯電話だけの相手は充分な注意が必要です。
◆いきなり取りに来た相手に、そのまま渡さないで下さい。
◆騙そうとする人は、馴れていて口も上手です!
◆避妊去勢手術費用、予防接種代など全額(もしくは半額折半)里親希望者へ負担を求めて下さい。
◆コミュニケーションのとり易い相手かどうか、再確認して下さい。最も重要な事です。
【 譲渡契約書について 】
契約書を交わす事は、里親詐欺を防ぐ一つの抑止力になります。
仮に信頼できる相手であったとしても、貰ってもらえる相手に、契約書のサインを求めるのは信じてないみたいで、
失礼にあたるのでは…と、思って言い出せない人もいますが、見方をちょっと変えてみて下さい。
万が一トラブルが発生したとしても、人間関係を悪化させない為のお守り…と、考えてみるのはいかがでしょうか?
「契約書だなんて大げさな」と思って、何となく言い出しにくい思いもあるかと思いますが、
お互い嫌な思いをしないためにも、そして犬や猫が幸せになるためにも必要だと思います。
参考リンク:「Love Anima」「いつでも里親募集中」
【 里親さんが決まったら… 】
「年に数回、猫の様子を伺うため連絡をとりますが宜しいですか?」
上記の質問を図々しくしてみましょう。猫の安否を確かめるためと、避妊去勢を促すためです。
「そんなことをされては困る」と言う里親さんはいません。
困る人は猫の生態売買業者か、後ろめたい事がある人である人です。要注意です。